「絵本読み聞かせのコツ」…こんな間違った読み方をしていませんか?↓↓

 

あなたは「絵本の読み聞かせ」で、こんな読み方をしていませんか?
  • 抑揚をつけて読む
  • 絵本の言葉を自分なりに言い換えて読む
  • 朗読のようにスムーズに読む
  • 登場人物になりきって、感情をこめて読む

もしこれらの中で、1つでも当てはまる項目があったのなら、少し「読み方」を見直す必要があるかもしれません。

 

というのも、子供教育や学習などの専門家である松永暢史さんは、

こういった「絵本の読み聞かせ」は少し注意する必要があると、

著書の『将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる! 』の中で語っていました。

将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!【要約・書評レビュー(感想)】

2019.04.15

 

なぜ、このような「読み方」は注意する必要があるのでしょうか?

それは、「読み聞かせの目的」を知ることが重要になってきます。。

 

読み聞かせの目的とは「言葉の音」を聞かせること!

そもそも、「読み聞かせをする目的」ってなんでしょうか?

言葉を覚えるため?読書の楽しさを伝えるため?理解力を…などなど、いろいろ浮かぶと思います。

 

子供教育や学習などの専門家である松永暢史さんは、

それらの目的も正しいとは言っていますが、1番の目的ではないと語っています。

 

では「読み聞かせ」の1番の目的とは何でしょうか?

著書の中でこう語っています↓↓

将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!

それは、「音を聞かせること」です。

絵本に書かれている一字一句のすべてを、子どもの耳から体内へ注入させるようなイメージで読んで聞かせること。

これが、読み聞かせです。

“言葉の音”を聞かせて学習させる…

これこそが「読み聞かせの真の目的」なのです。

 

確かに、言葉の意味を理解する前に、

まずは「言葉の音」を、耳で覚えなければ始まりませんよね。

 

日本語なら日本語、英語なら英語の発音…

それぞれ特有の“言葉の音”があるので、

まずは、「言葉の音を聞く」が重要なのです。

 

なので、“日本語の音”を考えずに、自分勝手に抑揚をつけたりしては、

「読み聞かせの目的」を無視した読み方になるんですね。。

 

専門家がおすすめする「絵本読み聞かせ」の読み方やコツって?

では、「言葉の音」を意識しながら、読み聞かせするには、

どんな読み方をすればいいでしょうか?

 

子供教育や学習などの専門家である、松永暢史さんがおすすめする、

「読み聞かせ」のコツやポイントを、いくつか紹介していきましょう↓↓

 

読み方コツ❶:1語1語「言葉の音」を意識する!

 

まず、絵本の読み方のコツとして、

「言葉の音」をハッキリ聞かせる!

という、読み聞かせのコツがあります。

 

「読み聞かせ」の目的とは、“音を聞かせること”と、先ほど紹介しました。

言語によって、言葉の音は違うので、

日本語なら日本語の言葉の音、英語なら英語の言葉の音があるわけですが、

どの言語でも重要なのは、1語1語ゆっくりとはっきりと“言葉の音”を聞かせることが大切のようです。

 

特に0歳児や胎児で、言葉の意味をまったく理解していない、

赤ちゃんの時の「読み聞かせ」は、

「少し読むスピード遅くて変かな…」と感じても、

この“言葉の音”を聞かせることを意識すると、言葉の吸収も早くなることでしょう。

 

その後は、年齢に合わせて、

子供がしっかりと聞き取れる程度のスピードに、変えていく必要があります。

 

読み方コツ❷「絵本の言葉」を変えて読まない

 

絵本の読み方のコツとして、

「絵本の言葉(表現)」を変えて読まない!

といった、読み聞かせのコツもあります。

 

よく、変に幼児言葉で、読み聞かせたりする親が多いそうなのですが、

こういった、自分なりに言葉を変えて読むことは、あまりしないほうがいいようです。

 

確かに少し考えてみれば、絵本というのは、

絵本作者さんが、小さな子供のためを思って、時間をかけて書いているわけです。

 

そんな作品を、自分勝手に言葉を変えて読むより、

絵本の言葉通りそのままに読んだほうが、

子供も喜んだり、勉強になったりするのかもしれませんね。

 

また、ちょっと難しそうな言葉でも、言いかえて読む必要はないと言います。

語彙力を増やすチャンスを逃す…というのもありますが、

それ以上に、難しい言葉の音を聴くチャンスを逃すからです。

 

読み方コツ❸:抑揚をつけ過ぎず、「自然な言葉」を意識して読む

 

絵本の読み方のコツ(読み聞かせ)として、

抑揚をつけすぎず、「自然な言葉」で読む!

という、読み聞かせのコツもあります。

 

××よくやりがちな、絵本の読み聞かせ方が、

登場人物になりきって、感情をこめすぎたり、プロの朗読のように、読み聞かせてしまうこと。

 

幼児教育の専門家からすると、

この過度な表現をつけた読み方は、逆効果だそうです。

 

というのも、朗読のプロがやるなら、また別かもしれませんが、

素人が下手に表現をつけて読もうとしてしまうと、

変な日本語の発音になってしまい、その発音を子供が覚えてしまう危険性があるからです。

 

なので、抑揚をつけすぎたりするよりも、

1語1語の言葉の音を意識して、話しかけるように、自然に読むほうが、おすすめのようです。

 

ですが、抑揚をつけすぎないと言っても、

ただ棒読みだと、逆に不自然な読み方になってしまうので、

出てくるキャラクターの年齢・性別などで、ある程度声をトーンを変えながら、

あくまで、やりすぎない“自然な読み方”を意識するのが、大切なようです。。

 

 

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※レビュー記事…↓↓

将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる! 』

 

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2019.05.08