ザ・ギフティッド「14歳でカナダのトップ大学に合格した天才児の勉強法」要約・レビュー

 

今回紹介する本は、大きく分けて2つの視点で書かれています。

1つは、14歳でカナダのトップ大学に合格した「大川翔くんの視点」

もう1つが、「大川翔くんのお母さんの視点」です。

 

基本的には、大川翔くんが勉強法やら学んだ教訓などを書いていますが、

最後のほうの章になると、「お母さんの教育解説」も含まれています。。

「ギフティッド」とは?

今回紹介する本のタイトルの一部である「ギフティッド」とは、どういう意味でしょうか?

↓↓

「ギフティッド」とは、天才児という意味で翻訳されることが多いようです。

スペルは「Gifted」なので、カタカナだと「ギフテッド」のほうがわかりやすいですね。

語源は「Gift(ギフト」から来てるようです。

つまり「贈り物」。

「ギフティッド」は、天から与えられた才能(贈り物)という意味で使われています。

14歳でカナダのトップ大学に合格した天才児の勉強法とは?

 

「ザ・ギフティッド」の中では、

どんな勉強法や教育法が紹介されているんでしょうか?

では、内容の一部を少し要約して紹介していきましょう↓↓

 

「天才児が教訓」とした偉人たちの教え!

14歳でカナダのトップ大学に合格した大川翔くんですが、

やはり他の成功者と同じように、これまでの偉大たちの教えを教訓としていることも多いようです。

 

子供の頃、おじいさんからこんなことを学んだそうです↓↓

ザ・ギフティッド

自分の「」を持っている人間はとても強い。

ここで、翔くんはこう質問したそうです。

「じゃあ、どうすれば、自分の『形』を作れるの?」

その答えが↓↓

ザ・ギフティッド

「それはじゃな、一番うまい人のまねをすれば良いのじゃ。その人をよ~く見て、まねしてみる。最初はまねで良い。」

そこから大川翔くんは、いろんな偉人の教えを学ぶようになったそうです。

 

例えば…
  • 教える!は一石三鳥の勉強術!「“海軍大将”山本五十六の指導法!-P.47」
  • 空手“国際明武舘剛柔流”で身につけた「体を作る呼吸法!」(事実、「カナダに来てから、病気で休んだことがないのは、この呼吸法のおかげかもしれない。」と本人が語っていました。-P.41)
  • 勉強中に煮詰まった時はどうする?⇒「二宮金次郎に学ぶ、息抜き勉強法!-P.43」
  • 宮本武蔵流!「変化に対応する心得!」-P.70」
  • 牢獄の中でも囚人を教育し続けた吉田松陰の教え⇒「学問する上で“絶対に”やってはいけない1つのこと!-P.71」

と、ちょこっと挙げてみましたが、

勉強法などについては、まだまだ書かれていました。。

 

勉強よりも「睡眠学習」!

大川翔くんは、夜に勉強していると、お母さんによくこんなことを言われたそうです。

ザ・ギフティッド

「いつまでも“勉強”してないで、早く寝なさい!」

ゲームではありません。「勉強」です。

勉強よりも、まずは「睡眠」というルールを徹底していたという大川翔くんのお母さん。

 

確かに、どの脳科学者の本を見ても、知識が1番定着するのは睡眠中だという意見を否定する人はいません。

大川翔くんのお母さんも、それだけ「睡眠」の重要性を知っていたということでしょう。

 

また、生活リズムを崩さないためにも、夜はしっかり寝ることを教えられていたそうです。。

 

「共働きの親」が意識していた教育法!

大川翔くんは、共働きの家庭で育ちました。

別に、母親が付きっきりで勉強を指導していたというわけではないようです。

ですが、それでも14歳でカナダのトップ大学に合格できたのは、両親の教育意識があったからに他なりません。

 

ではどういった教育をしてきたのか?

「ザ・ギフティッド」では、母親が子供の教育について解説するような章もあります。

 

例えば、「保育園の選び方」について紹介されていました↓↓

ザ・ギフティッド

ある日のこと、「見つけた!絶対ここがいい」と夫が言うので、私も一緒に再度の訪問したところ、実にすばらしい園で、私もここがいいと思いました。

いったい、どんな保育園だったのでしょうか?

↓↓

1つのポイントを紹介すると、

そこは0歳児から「本の読み聞かせ」を多くしてくれるところだったそうです。

他にも保育園選びに役立ちそうなポイント、保育園での様子などをたくさん紹介してくれていました。。

 

その他にも、「子供の教育」に関する内容がてんこ盛り。。

今回紹介した以外にも、、

子供の読書時間・絵本の読み聞かせ・遊び・お出かけ・学習教材・公文・英語学習・習い事…などなど、

育児や子供教育に参考になりそうなことがいろいろと紹介されていました。

子供の教育日記のような感じで、とても参考になります。

もし興味がありましたら、ぜひ目を通してみてはいかがでしょうか(^^♪