「読み聞かせって、やったほうが“子供のためになる”とは聞くけど…」
…
そもそも、「読み聞かせ」って、“いつまで(何歳まで)”やるのが、効果的なんでしょうか?
今回は、「読み聞かせ時期」についての“周りの平均”と“「読み聞かせ」の体験談”を紹介していきます。。
目次
【平均】みんなは、いつまで(何歳まで)絵本の「読み聞かせ」してるの?
まずは、“周りの親たちの平均”を見ていきましょう。
周りの親は、いつまで(何歳まで)「絵本の読み聞かせ」を続けているんでしょうか?
↓↓
ベネッセ教育総合研究所で調査された、
「3~5歳児家庭の読み聞かせの現状」の調査結果を参考に、紹介していきます( ..)φ
3歳頃の「読み聞かせ頻度」の平均
まずは、年少時の3歳頃の「読み聞かせ頻度」から。
- ほぼ毎日やっている:31.8%
- 週3~4回:23%
- 週1~2回:26.1%
- 月1~3日:12%
- ほとんどやってない:6.6%
3歳頃だと、まだまだ「読み聞かせ」をやっている親は多いようですね。
この年齢で「読み聞かせ」をやっていない親は、6.6%とかなり少数派です。
4歳頃の「読み聞かせ頻度」の平均
続いて、4歳頃(年中時)の「読み聞かせ頻度」の平均の紹介です。
- ほぼ毎日やっている:25.5%
- 週3~4回:17.8%
- 週1~2回:30%
- 月1~3日:15.5%
- ほとんどやってない:10%
4歳頃になっても、まだまだ「読み聞かせ」を続けている親は多いようですが、
読み聞かせの“頻度”となると、週1~2回の親が多くなってきているようです。
読み聞かせをやらなくなった親も2桁の10%になっていますね。
5歳頃の「読み聞かせ頻度」の平均
最後に、5歳頃(年長時)の「読み聞かせ頻度」の平均です。
- ほぼ毎日やっている:17.8%
- 週3~4回:15.8%
- 週1~2回:30%
- 月1~3日:19.8%
- ほとんどやってない:16.3%
5歳頃になると、毎日「読み聞かせ」をやっている親は、2割を切ってしまいました。
また、3歳頃と比較すると、
「“読み聞かせをやっていない親”の割合が約2.5倍増えている」ことがわかります。
これらの調査結果からも、3歳~5歳という児童期年齢の間でも、年齢を重ねるごとに「読み聞かせの頻度」も明らかに減ってきているのがわかりますね。。
「読み聞かせ」は、“いつまで(何歳まで)”やるのが効果的?
子供への「読み聞かせ」は、、
Q:「いつまで(何歳まで)するのが、効果的なの?」
↓↓
A:「子供が「読み聞かせ」して欲しい…と言ってくる間はずっと」
というのが、多くの“教育・子育ての専門家”たちの総評のようです。
いくつか例を挙げて、紹介していきます↓↓
【ママ体験談】息子自ら「読み聞かせ」卒業宣言?
例えば、子育てカウンセラー協会の“認定講師”である三室容子さんは、
「いつまで読み聞かせすればいいの?」という問いに対して、
著書の中でこのような回答をしています↓↓
三室容子さんは、小学校低学年から中学年ぐらいまで「読み聞かせ」を続け、
結果的に、子供が自分から、読書をするようになったそうなのですが、
その時に、こんな興味深い体験をされたそうです。↓↓
私の息子が小三の時、「今までの読み聞かせの時間を、これからは、ひとりひとりが自分の本を読む時間にしたい。」と、いきなりの読み聞かせ修了宣言。
息子も読んでもらうより、自分で読んだ方が速くなっていたのでしょう。
それからは、親子それぞれが自分の本を読む時間になり、隣で読んでいる様子を見て、ページをめくる速さに驚いたのを覚えています。
なんと、「読み聞かせ」をやめて、自分から読書をしたいと言ってきたんですね。
これは、完全に読書好きな子供になっている証拠とも言えますよね。
個人差はあるでしょうが、
このように「読み聞かせ」を続けると、子供が読書好きになる効果を、体験している親は多くいます。
今紹介した、子育てカウンセラー協会の認定講師である、三室容子さんの本は、
kindleUnlimitedのお試し体験で、無料で読むことができます。(無料体験のみの解約OK!)
コチラから無料体験できますので、良かったらどうぞ(^^♪
では、もう1つだけ「読み聞かせ」について、興味深い体験談をご紹介してみましょう↓↓
【イクメン(パパ)体験談】娘が「読書好き」になった瞬間…
児童文学作家であり、イクメンでもあった大川悦生さん。
大川さんは、よく娘に「読み聞かせ」をしてあげてたそうなのですが、
「子供が読書好きになった瞬間」について、
著書「子どもの耳を育てる―私の民話と読み聞かせから」で、こんなことを語っていました。
↓↓
大川悦生さんの娘さんが7歳頃の話。
それまでずっと「読み聞かせ」を続けていて、娘さんも喜んで聞いていたようなのですが、
ある時、こんなことを言われたそうです。
↓↓
「お父さんが読むと、お父さんの声しか聞こえないけど、自分で読むと、本の中のいろんな人の声が聞こえてくるの♪」
この言葉を聞いた時、大川さんは、
“子供が読書好きになったことを感じた”と言います。
そして、この日を境に、ほぼ読み聞かせはしなくなったそうです。
…確かに、この言葉は「想像力」豊かな子供に育っているという、何よりの証拠ですよね。
こんな感じで、いくつか“読み聞かせ体験談”を紹介してきましたが、、
「読み聞かせを、いつまで(何歳まで)するのが効果的か?」
については、、
⇒子供が自分から「読み聞かせをしなくていい…」と言ってくるまで!
が、教育・子育ての専門家たちの考えのようです。
確かに、よく考えたら、親が決めることではないですよね。
私も最初は、「子供に、何歳まで読み聞かせしてあげるべき?」
なんて考えてたんですが、
ただ単に、自分が面倒になってただけ…だったかもしれません(^^;
子供が“読み聞かせ”を求めているなら、できるだけしてあげるのが、子供にとっても、良い時間になるのだと思います( ..)φ
自然と子供が、“本を読むことが好き”になってくれる「読み聞かせ」ができたら1番ですよね(^^♪
「子供が読書好きになった…」
という親たちの口コミ、専門家たちの話を聞いていると、
⇒「小学校低学年~中学年まで」読み聞かせしてる親が多い…と感じました( ..)φ
※あくまで、参考程度にしていただければと思います。
✓もっと「子供の読み聞かせ」について、学びたい場合は…
もし、「子供の読み聞かせ」について、もっと学びたい方は、
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という、“無料で試せる、読み放題サービス(電子書籍)”がおすすめです。
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・「子育てについての本」が、たくさんありますし、
・「子供向けの絵本」も、いろいろ読み放題対象になっています。
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※先ほど紹介した、子育てカウンセラー協会の認定講師である三室容子さんも、
「実践!!ママがワクワクする読み聞かせ法」という著書を出しています。
kindleUnlimitedの場合、
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ひとりで読めるようになっても、読み聞かせは続けて下さい。
自分で読むのとお母さんに読んでもらうのでは、楽しさが違うのです。
本の楽しさがわかり始め、興味のある本を、自分から手に取るようになっても、
子供が選ぶ本は、ジャンルが偏りがちになるので、知識を広げるためにも、お母さんが選んだ本の読み聞かせが、必要なのです。