「時間がない…」けど、“効率的”にビジネスの勉強をしながら、
副業、または転職などをして、将来に不安のない安定した生活を目指したい方向け!
目次
「STUDY HACKS!」【要約・書評・レビュー】
「このままではいけない…」
将来キャリアアップを目指している方ほど、こんな不安を抱えるものです。
仕事が忙しく“自分の時間がない”ことに焦りを感じてしまうんですよね。
「ビジネスの勉強をして少しでも多い収入を得たいけど、時間がない」と。。
では、どうすればいいか…
「時間がない」ビジネスパーソンが勉強時間を作る2つの方法!
「時間がない…」
というビジネスパーソンが、勉強時間を作る方法は大きく分けてこの2つです。
1つは、自分の能力そのものを上げること。
知識も増え、頭の回転を速め… などなど、
自分の能力をUPさせれば、仕事は格段と速くなり、自分の時間も多く取れることでしょう。
よって、勉強する時間が増えます。
…
ですがもちろん、そんな簡単にいくわけありませんよね。
自分の能力を上げる努力は必要ですが、それは“すぐに”というわけにはいきません。
では、2つ目の選択肢。
それは、「やり方・考え方を変える」ということです。
「時間がない…」と嘆いている多くのビジネスパーソンは、
社会人になっても学生の時のように“勉強は長い時間を使って学んでいくのが当たり前だ!”
と思っている方が多くいます。
ですが、仕事が山盛りのビジネスパーソンにとっては、そんな時間あるはずもありません。
…
では、どうするか?
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「社会人の勉強の仕方」を覚えるしかありません!
つまり、“限られた短い時間での勉強術を学ぶ!”
ということでもあります。
そしてそんな「社会人のため勉強術」が、
今回紹介する本「STUDY HACKS!」のテーマというわけです。
「STUDY HACKS!」著者である小山龍介さんも、
時間に追われていたビジネスパーソンの1人だったそうです。
ですがそんな中でも、着実に自分のキャリアを築き、現在では独立してビジネスで成功を収めています。
それには、学生とは違う「社会人の勉強術」を覚えることが必要不可欠だと語っています。
ではこれから、「STUDY HACKS!」で学べることを、簡単に要約して紹介していきましょう。。
「社会人の勉強術」短時間のほうが集中力が上がる!
キャリアアップを目指すなら、もちろんビジネスの勉強は必須となります。
でもそうは言っても、
「仕事が忙しくて勉強する時間がない…」
社会人になると、学生の時のように長い勉強時間は、なかなか取れないかもしれません。
ですがそんな少ない時間の中でも、
ビジネスの勉強をして、キャリアアップを図った小山龍介さん。
どのような心構えで勉強に取り組んできたのでしょうか?
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ビジネスパーソンとしてステップアップするには、
やはり“時間の使い方”を学ぶ必要があります。
“短時間という制限”を挑戦的に自分に課すことで、
脳は自分が思っている以上のスピードで知識を吸収してくれます。
いまや当たり前となった、スピード重視のビジネス社会では、
その脳の仕組みを十分理解し“効率的”に勉強していく意識が必要ということでしょう。
「コーチング」が1番“理解力”が高まる!
「STUDY HACKS!」の中で“勉強法”について、こんな興味深い調査結果が紹介されていました。
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学んだことをどれくらい理解しているかを調査したところ、こんな結果が出ました。
聞いたことは10%、見たことは15%、聞いて見たときは20%、話し合ったときは40%、体験したときは80%…
ーー教えたときは90%
多くの人は、本を読んだり聞いたりしただけで勉強した気になっていますが、
それだけでは、10~20%の学びしか得ていないということです。
本で学んだ知識を本当に自分のものとしてビジネスで活用していきたいならば、
誰かに教える!
という行為が最も重要な勉強法だということです。
この調査結果を知ってから小山龍介さんは、
積極的に自分が本などで得た知識をブログに書いたり、会社の人に教えたりするようになったそうです。
すると、驚くほどに理解力が深まり、キャリアアップに大きく繋がったといいます。
また、教える…という行為で1番効果的だと語っていたのが…
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自分がコーチになってしまうと、さらに絶大な効果があがります。
ーーコーチングをしながら、実は自分自身が学びをもらい、コーチングされていることに気づくのです。
コーチングとは、
相手の潜在能力を引き出すために、マインドや技術面を指導することですが、
最近では、ビジネスでもコーチングの重要性がいろいろなところで目にするようになりました。
ですがコーチングは、相手の潜在能力を引き出すためでなく。
最終的には自分の能力を高めるためにも有効的なのです。
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「教える側になってはじめて編集を理解できる」ということなのです。
逆説的な言い方になりますが、教わっていてはいつまでたっても理解できない。教える側になってようやく理解にたどり着けるのです。
先生という立場は、
相手のためにもなり自分のためにもなるという、一石二鳥の象徴的行為とも言えるということですね。。
効率的な勉強をサポートする「環境の整え方」
黄色のものを見ると、集中力がアップするというもの。
人は、ピンとをあわせるときに、黄色の部分で合わせているといわれており、黄色を見るとふっと集中力が戻るらしいのです。
仕事や勉強をしているときに、
「集中力がない…」と感じた時は、
もしかしたら、机の上にある“色”が関係している可能性があります。
暖色系が集中力を高めるためには有効とのことですが、
その中でも“赤”は興奮しすぎるので、短期的集中にはアリですが、長期的集中を持続したい場合は、黄色が良いようです。
本書の中では、他にも照明などの色の使い方などについても紹介されていました。
ぜひ参考にしてみてください。
また、勉強や仕事をする時の姿勢として興味深いアイデアが…
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体の状態を変えることで脳の状態を変えるということでいえば、“あぐら”も欠かせません。
あぐら…
これは、体全体の緊張が解け、気持ちがゆったりする効果があるそうです。
小山龍介さんの知り合いのIT企業の社長なんかは、
周りの目を気にせず、レストランの椅子なんかでもあぐらをかくそうです。
その他にも、あぐら効果を実感している人が多いそうなので、勉強や仕事の姿勢で悩まれている方は参考にしてみてはいかがでしょうか。。
「時間がない…」を前向きに捉え、キャリアアップへ!
「STUDY HACKS!」には、今回紹介した以外にもさまざまなビジネス勉強術が載っています。
「時間がない…」けど、効率的にビジネスの勉強をしながら、
副業、または転職をして、不安のない安定した生活を目指したい!
という気持ちがある人は、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。。
それは、短時間勉強だからこそ引き出せる集中力。
長時間勉強しているとどうしても出てくる「中だるみ」を避けるのです。
ここに“社会人の勉強法のポイント”が隠されています。