【実話】たった3分で!?ビルゲイツの決断力!「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である」

この本で学べることは…↓↓

マイクロソフト社で活躍していた伝説のプログラマー中島聡さんやビルゲイツの時間管理・仕事術を学ぶことができます。

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である【要約・書評・レビュー】


早稲田大学在学中にパソコン系雑誌の「週刊アスキー」にてソフトウェア開発に携わる。

またその頃、CADソフトの「CANDY」を開発し、学生にして1億円のロイヤリティを稼ぐ。

卒業後はNTTの研究所に入所するが、マイクロソフトの日本法人が設立すると知り、すぐさま転職。

その後、米国のマイクロソフト本社に移り、Windows95などさまざまなシステム開発に取り組む。

現在はマイクロソフト社を退社し、自ら米国にてソフトウェア会社のUIEvolutionを設立し活動している。

 

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

Windows95には約3500個の“バグ”が残っていました。

私たちはそれを知っていましたが、そのまま発売することになりました。

 

「Windows95」を覚えていますでしょうか?

マイクロソフト社が1995年にリリースした、当時革新的と言われたオペレーティングシステムです。

 

実は、その開発メンバーの中にある日本人がいました。

その方が今回紹介する本の著者である中島聡さんです。

今パソコンで使われている“右クリック”“ダブルクリック”や“ドラッグ&ドロップ”などのシステムは、中島さんが組み込んだものなのです!

そんな革新的となった「Windows95」ですが、

実は「Windows95」開発の裏では、ある2つの派閥が存在していたのです。。

 

マイクロソフト内で争っていた“2つの派閥”

当時、Microsoftの開発チームは2つに分かれていました。

“カイロ”と“シカゴ”というグループです。

 

それぞれのチームには、違った特徴がありました。

カイロ側は、スタンフォード大学などの有名大学で博士号を取っているようなTHEインテリ!といった集団。

もう一方のシカゴは、ハッカーの寄せ集めのような職人集団というようなグループです。

 

この2つのチームのどちらかから当時の次世代モデルWindows95の開発を任されるということになります。

当然片方は、長い時間費やしてきた努力が無駄になるわけです。

 

中島聡さんは初めカイロに所属していたそうです。

ですが、カイロは頭でっかちで机上の空論ばかりの細かい指摘に嫌気が差し

シカゴのチームに移ったそうです。。

 

しかしその際、

自分が開発途中だったプログラムを、そのまま開発を続けようとシカゴに持ち込んでしまったことが原因となり、中島さんは、カイロ側に「スパイではないか」などと疑われてしまうことになります。

それは、ビルゲイツを含めての社内裁判までに発展することになりました。。

 

「Windows95」プロジェクトの命運を託された…

その裁判では、中島さんがスパイかどうか…なんて無駄な議論をする裁判などではありません。

 

ではどんな裁判なのか?

それは、

どちらに次世代OSのWindows95の開発を任せるか?

ということをこれを機会に決めてしまうというもの。

 

つまりこの裁判で、「カイロとシカゴ」タイプの異なる両者の命運が決まるということです。

 

しかも

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

シカゴでの私の上司は、「今度ビル・ゲイツの前でプレゼンすることになったから、全部君に任せるね」とあっさり私に告げました。

その重要な裁判で、中島聡さんはプレゼンを任されていました。。

 

(裁判当日…)そこにいたのは、ビルゲイツを含むMicrosoftトップ4!

そこにいたのは、もちろんビルゲイツだけではありません。

当時のMicrosoftトップ5のうち4人が揃っていました。

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なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

このそうそうたる顔ぶれを見て、私はとんでもなく重大なミーティングに参加しているということに気づかされました。 こうなると緊張どころか、逆にワクワク感が募ってきます。  これだけのメンツがそろっている前で、自分の仕事の重要性を主張する機会は滅多にありません。机上の空論ばかりを繰り返しているカイロに負けるわけにはいかない。アドレナリンが血中に放出されるのを感じました。

 

ここで簡単に両者のプレゼン内容を少し整理しておきましょう。

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カイロメンバーのプレゼン内容。

カイロ側が持ち出したのは400ページほどの大量の資料

その内容はシカゴ側のプログラムがどれだけダメかということを事細かく主張して、自分たちの設計の優秀さを強調していたと言います。

確かにカイロ側のシステム設計は優秀だったようですが、進歩は遅く、傍から見ればいつ完成するんだ?といった感じだったそうです。

一方、シカゴ側…

一方、プレゼンターであるシカゴ側の中島聡さんが用意してきたものは…

CD-ROM1枚。他の資料はゼロ。

カイロが目指す設計よりも、技術面で劣っていることは知っていましたが、

カイロのプロジェクトは、どんなに設計が素晴らしくても、単なる机上の空論であることを知ってもらうという1点突破に賭けたと言います。

 

それぞれのプレゼンが始まりました…

 

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

ビル・ゲイツはこのあいだずっと両手を体の前に合わせ、少し前屈みで、体をゆっくりと前後に揺らしながら聞いていました。考えながら真剣に人の話を聞いているときの彼のスタイルです。

 

悩んだ時間は3分!?ビルゲイツの驚くべき決断力!

両者のプレゼンが終わると、

ピタッ…とビルゲイツの動きが止まります。

その後、ビルゲイツは副社長のポール・マリッツとともに部屋を出ていきました…

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

ビルとポールが退出していた時間はわずか3分ほどでした。けれども部屋には妙な沈黙が流れていて、私にはそれが1時間くらいに感じられました。

 

ガチャ

ドアがゆっくりと開く音がしました。

 

どんなに悔やんでも、ビルゲイツが放つ次の一言ですべてが決まります…

 

 

結果

カイロプロジェクトはキャンセルとする」

部屋に戻ってきたと同時に、この決断がされたそうです。

Windows次世代OSの開発は、中島聡さんらシカゴメンバーのプロジェクトに託されました。

 

切り捨てたカイロ側の開発費用も膨大な金額だったでしょう。

ですが、これほど重要な決断をビルゲイツは3分で下したのです。。

 

CD-ROM1枚の中身とは?

 

さて、少し話は戻りますが、

先ほどの中島聡さんが用意した“1枚のCD-ROMの中身”とはなんだったのでしょうか?

それは、

次世代の元となるWindows95のベータ版だったのです。

ベータ版を実際に動かしながら、プレゼンでビルゲイツの目の前で動かして見せた…

 

つまり、資料を大量に持ち込んで聞かせるよりも、目で実際に見せて動きを感じ取ってもらうほうが有効的だと判断したのです。

そのベータ版は、膨大なバグがあったことを中島聡さんは本書の中で認めています。

早く仕事に着手することを起点にして、 70 点でも 80 点でもいいから速攻で仕事全体をまず終わらせてみることこそ重要という主義です。そういう風ですから、細かいバグが膨大にあったことは認めます。

ですが

勝ち取ったのはカイロの緻密な設計ではなく、ビルゲイツに完成図を想像させた中島さんの張りぼてシステムでした。。

 

しかも、最終的にリリースされたWindows95ですが…

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

Windows95には約3500個の“バグ”が残っていました。

私たちはそれを知っていましたが、そのまま発売することになりました。

もちろん、バグがあることはビルゲイツも知っていたのは言うまでもありません。

それでもビルゲイツは、“完成度の高さよりも締め切りを優先させた”ということでしょう。

 

技術力は高いが見通しが立っていないカイロの設計を捨て、

ある程度完成予定がはっきりしていた中島さんの主張を受け入れたのにも納得がいきます。

それは同時に、中島聡さんの“時間管理”を意識した仕事術がビルゲイツに認められたということでもあるのです。。

 

マイクロソフトで通用した“時間管理術”とは?

中島聡さんは、こういったマイクロソフトでの経験から多くの時間管理などの仕事術を学んできたといいます。

本書では、そのような中島聡さんやビルゲイツの仕事術を学ぶことができます。

これからその内容の一部を簡単に紹介していきましょう。。

 

マイクロソフト社でも「締め切り厳守!」できる人は少ない…

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

私が仕事をするうえで最も大切だと考えている「あること」をきちんとこなせる人は100人に1人もいませんでした。  その「あること」とは、「常に締め切りを守ること」です。正確に言い換えれば、「常に締め切りを守れるような仕事の仕方をすること

締切厳守!

とは、ビジネス社会で当然のように思えますが、

実際のところ、マイクロソフトのような企業でも締め切りをしっかり守れる人は少ないそうです。

 

マイクロソフト社長のビルゲイツも“締め切りを守る”ことに対して、このように思っています。

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なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

私はマイクロソフトにいたころ社長のビル・ゲイツと仕事をしていました。そのため彼の考えはよく知っているのですが、彼は待ち合わせや締め切りに遅れた人がする言い訳をこの世で一番嫌っていました。とくに論理的に言い訳する人を嫌うのです。

ビルゲイツは、どんな理由があろうと締め切りを守れない人には、人が変わったのではないかと思うくらい怒るそうです。

それだけ、時間の重要性を知っていたということでしょうね。

ビルゲイツが世界中に知れ渡るぐらいの成功者となったのは、この“徹底的な時間管理”にあったと言っても過言ではないでしょう。

 

また中島さんは、マイクロソフトで仕事をするようになって時間管理を意識するようになってから、こんなことを感じたそうです。

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なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

仕事に“ムラ”がある天才は、いくら先進的なアメリカの企業であったとしてもなかなか活躍できません。

というのも、

日本以上の競争社会であるアメリカでは、当時から自分より上だと思うプログラマーや天才だと感じる人材はたくさんいたそうです。(同僚でも部下でも)

そんな中で、中島さんがWindows95などの重要なプロジェクトメンバーであり続けられた理由は、

この“時間の使い方”を重視してきたからだと語ります。

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なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

人は2倍以上の能力差がある人にも時間の使い方次第で勝てる

能力以上に“時間の使い方”を磨く…

実際にマイクロソフトで重要なプロジェクトメンバーとして生き残り続けた中島聡さんの言葉には重みがあります。

 

では、中島聡さんの“時間術”など仕事の仕方はどのようなものだったのでしょうか?

本書に載っていたアイデアをちょこっとだけ紹介していきましょう。。

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完璧主義は時間が余ったら!まず“最速”大枠でだけ作ってしまう!

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

質を追求した結果、締め切りに間に合わないような仕事の仕方をしていては本末転倒です。締め切りに間に合うことが明らかな状況であれば、質を高めるために時間を使うのは間違っていません。

問題なのは、まだ仕事が終わる見通しが立ってもいないのに、質を高めるためにあれこれ工夫を凝らそうとすることです。

簡単に言ってしまえば、

雑でもいいからとりあえず仕事を完了させてしまう。

そして、締め切りまで時間があるなら、そこから細部を仕上げていく…

というやり方が、仕事がデキるようになる“コツ”だとも言っています。

 

私たちの多くは、「仕事はしっかりこなさなきゃいけない…」ということばかりに囚われすぎていて、

初めから“質”を最重要視しすぎているように思えます。

 

中島さんは、締め切り内で質を高めるのは良いことだとしつつも、

最初から完璧を求めることはあまり意味がないということも語っています。

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なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

どんなに頑張って100%のものを作っても、振り返ればそれは100%ではなく 90%や 80%のものに見えてしまうのです。 言い換えれば、100%のものは、そんなに簡単に作れるものではないのです。

「完璧だ!」

と自分が思ったものでも、

結局は時間を置いてその仕事の出来を見てみると「そうでもなかった…」ということはよくありますよね。

マイクロソフトで活躍している優秀なプログラマーなどでも、バグはあって当然!ぐらいの考えで仕事をしている人が生き残っているということです。。

 

他にも、仕事効率化や時間管理術を学ぶことができます。。

今まで紹介してきた時間管理などの仕事術は、

「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である」の中で学べる、ほんの一部の内容にすぎません。

 

他にも本書の中では、ビルゲイツの近くで仕事をしていた中島聡さんだからこそわかる、

ビルゲイツが“効率化”のために、実際に行っていたの時間管理術などを知ることができます。

 

例えば…

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なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

彼(ビルゲイツ)が何らかの説明を社員から聞くときに、直接その社員からは話を聞かないことです。彼は情報をかみくだき、彼にわかりやすく説明してくれる専門の社員を雇っていたのです。

これらは、説明の上手な社員と下手な社員がいたから行ったことだそうです。

理解するのに無駄な時間を食わないため…」というところでも“効率化”を図っていたということですね。

 

などなど、

他にもビルゲイツと身近で接していた中島聡さんだからこそ書けるビルゲイツの逸話が載っていました。

仕事などの時間管理に悩んでいる人は、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。。