「書けない…手が止まる…」プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術

 

けない…手が止まる…そんな時はどうしてるんですか?」

こんな質問をよく受けるというプロ書評家の印南敦史さん。

 

しかし、この質問の時、いつも口をつぐんでしまうと言います。

というのも、自身の著書「プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術」の中でこんなことを語っていました…↓↓

プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術

私の場合、「書けないとき」に直面したことが、思い出すかぎりほとんどないからです。いや、まったくないといったら噓になるでしょうが、少なくとも書けずに困って悶絶したような記憶はないのです。

なに!(# ゚Д゚)

 

じゃあ、「書けない…」と悩んでる人の気持ちはわからないんじゃ…

と思っていましたが、、

 

「そういえば…」と、

前に記事を書けなくなった時のことを振り返って、手が止まった時の対処法や原因をいくつか話してくれました。。


【著者】印南敦史ってどんな人物?

印南敦史氏は、日本版のライフハッカー、ニューズウィーク…などなど、

様々な著名メディアで活躍している書評家だ。

音楽系雑誌の編集長の経験もあることから、その経験を活かし、

著書は、音楽関連のものやライター業の出版本が多い。。

 

※当サイトで紹介している印南敦史著書の書評は他にもあるので、もしよければぜひ読んでみてほしい↓↓

遅読家のための読書術

 

 「書く手が止まった…」時に心掛けるべき3つの執筆ポイント!

ここからは、印南敦史氏の著書「プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術」で紹介されていた、

書けなくなったらどうすればいいか?という時の原因や対処法についていくつか共有していきましょう。。

 

執筆中での文章表現は気にせず、最後の“推敲”で磨きをかける!

プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術

最初の段階でパーフェクトを目指すのではなく、書いてみてから修正するほうがいいのです。そしてそれは、無駄な時間を短縮することにもつながっていきます。

 

「書けない…」

という多くの人に共通していることが、初めから完璧に書き上げようとすることです。

この文章表現は正しいのか?

この言い方はあんまり面白くないな…とか。。

 

しかしこれではいつまで経っても記事は出来上がりません…

プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術

無駄な時間をかければかけるほど、その文章からは鮮度が失われていき、表現もお粗末になるものです。

「残業ばかりする人は仕事ができない人の特徴…」

と言われているのと同じで、ライティングも時間をかけすぎるとかえって、間延びした文章になりかねません。

執筆する際は、自分自身で「締め切りを決める」ということも重要ということでしょう。

 

また、

書評記事を書く場合の簡単な流れは、

読書(気になった引用文、アイデアなどをメモ)

記事構成

執筆

推敲

こんな感じですが、、

プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術

④推敲  いちばん重要なのがここ。ここに至るまでには、少しでも時間を短縮することを意識しています。しかし、ということは誤字などのミスがあったり、文章的におかしかったりする可能性は大いにあるわけです。執筆の段階で、文章表現などに多少の違和感を抱くこともあるのですが、その段階では手を加えず、ここでじっくり修正していくということ。ですから少しでも不安が残っていれば、推敲を数回繰り返すことも珍しくありません。

書評に限らず、記事を書く時は、

“最後の推敲に時間をかけて、文章に磨きをかけるもの…”と考えておくと、

思ったことをどんどん書けるのではないでしょうか?

 

なので、まず心掛けるべきことは…

プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術

まずは勢いで書いてみる。とりあえず、書き上げることだけに神経を集中させる。できあがったら(可能であれば少しだけ時間を置いてから)読んでみて、おかしな部分をひとつずつ修正していく。それがいちばん効率的です。

ライティングの段階では、論理的かどうかはそこまで気にせず、

まずは、頭に思い浮かんだことを書き出してみるのが重要ということでしょう。

 

“完璧主義はNG!”

というのはライターだけでなく、様々な業種のエキスパートが口々に発する言葉ですよね。。

 

アイデアを「繋ぎ合わせる」という意識を持つ!

プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術

「どう文章にしたらいいのか」がまったく見えなかったとしても、書きたいことの断片を書き出していけば、あとはそれらを繋いでいけばいいだけだということがわかる。つまり「アイデアメモ」を作るということです。しかも書き出してみると、自分がそのことについて、どう考えているのかを再認識できる。これは自分自身を客観視するという意味でも重要なことだと思います。

 

はどんなに長い文章だとしても、

それらを分解していくと、複数の細かいアイデアが組み合わさってできているのがわかります。

それは、書評やWEB記事だけでなく、本や雑誌などでも同じ。

なので記事や書評を書く時は、

自分のアイデアを思いつくままに書き出し、それらのメモを繋ぎ合わせていくだけで完成するのです。

 

“魅力的な文章”の秘訣は、クリエイティブではなく、コネクティブ?!

書評家以外にも、同じ文章を扱うプロとして、コピーライターがいます。

(※コピーライターとは、広告上でキャッチコピーや商品ページのセールス文章を書く職業のこと。)

 

そんなコピーライティングの世界では、文章を書くことについて、よくこんな表現がされています…

コピーライティングは、クリエイティブではなくコネクティブが必要!

「コネクト(connect)=繋げる」

 

コピーライターは、アイデアをいろんなところから持ち出してきて、それを繋ぎ合わせて1つの効果的な文章を作り上げていることが多いのです…

つまり、反応を生み出す“魅力的な文章”を作り出すには、

“1から作り上げるというより、すでにあるアイデアを繋ぎ合わせるもの…”ということでしょう。

 

書評の場合は、

「自分が本を読んでいる最中に“メモしたアイデアを繋ぎ合わせるだけ”で良い…」

という感覚を持てれば、

本を読んで感じたことを、思いつくままに書き出すのも、悪くない執筆方法だと感じるかもしれません。。

 

「核となる中心アイデア」を再確認する!

プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術

“盛り込めば盛り込むほど焦点がぼけて”品もなくなり、(文章の)魅力は失われていくものです。--削ぎ落せるところまで削ぎ落としたほうが、文章は美しくなります。

 

書いている途中に、

「あれ…頭がこんがらがってきたぞ…」

という経験はないでしょうか?

そういう時は、たいてい1度にいくつものアイデアを伝えようしている可能性があります。

「あれもこれも…あっ!あっちの考えも良いな…」と。

初めに決めていた記事コンセプトを無視して、どんどんズレたアイデアを追加していってしまうのです。

 

しかしそれでは“記事を書く手が止まってしまう”のも無理はありません。

経験豊富なプロのライターであれば、

多くのアイデアをうまく伝える技術や構成が身についているかもしれませんが、ほとんどの方はそうはいかないでしょう。

 

つまり、何が言いたいかというと、、

1つの記事でたくさんのアイデアを伝えすぎ!

ということです。

もし、「なかなか文章がまとまらない…」

と悩んでいるならば、1記事で伝えるのは1アイデアだけ!

という原則で書評を書くことを意識してみると、ずっと楽になるかもしれません。

(まとめ記事のように、いくつものアイデアを広く浅く書いていくなら別ですが。)

 

わかりやすい人の書評ほど、“あれもこれもと欲張りすぎていない”ということです。。

 

「プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術」では、わかりやすく執筆手順が書かれている…

「プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術」の中では、

実際に、プロ書評家が行っているという執筆手順などが詳しく紹介されています。

例えば…
  • プロ書評家が「読書から執筆完成」までにかける時間と手順とは?
  • 文章を洗練させ、読者を増やす「削ぐ力」
  • ターゲットを見極めるために重要な4つのポイント!
  • プロ書評家が教える“刺さる”タイトルのつけ方
  • 「ライフハッカー」書評記事で使う“引用”術!~全体の割合や効果的な使い方~

などなど、(もちろん、これはほんの一部)

書評や記事を書く上で知っておきたい、プロの書評家の執筆スタイルを覗き見ることができます。

 

また、1つの本を取り上げて、その書評の場合どうするか?

といった具体例も挙げているので、

途中で書く手が止まる…

と悩んでいる人は参考になるかもしれないので、ぜひ手に取って読んでみてください。。