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「塩を運ぶロバ」とは、イソップ寓話(童話)の中の1作品です。
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「塩を運ぶロバ」あらすじ・要約!
ある日、商人が塩を売りに街へ出かけることにしました。
商人は、袋に詰めたいっぱいの塩をロバの背にのせました。
街を出てからしばらく経ち、川の近くを歩いていた時のことです。
重たい荷物をずっと担がせたせいか、ロバの足元はフラフラの状態でした。
ロバは石につまずき、川の中へと倒れこんでしまったのです。
商人はすぐにロバに手を貸したので、ロバは川から出ることができたのですが、
この時、ロバはある事を感じました…
「あれ…?背中の荷物が軽い♪」
ロバ積んであった荷物は、塩だったので、水に溶けて軽くなっていたのです。
この日を境に、ロバは“水に入れば荷物が軽くなる”ことを覚えてしまいました。
そして、次の日から荷物を軽くしようと水に入るようになってしまったのです。
しかしある日、商人はロバの負担が大きいのではと思い、今度は“綿”を積み荷物を軽くしてあげました。
それでもずる賢い考えを覚えてしまったロバは「もっと軽くしたい…」と考え、またわざと水の中に入っていったのです。
ですが、今回積んでいたのは“綿”。
積んでいた荷物は、最初よりもどんどんどんどん重くなり、
最後には、ものすごい重い荷物を背負って帰ることになってしまったのです。。
「塩を運ぶロバ」の内容から“教訓”とすべきポイント!
ではここからは、「塩を運ぶロバ」で教訓とすべき、ポイントを学んでいきましょう↓↓
「楽すること」ばかり覚えると“怠け癖”がついてしまう
「塩を運ぶロバ」の中で、1度「楽を覚えた」ロバは、塩よりも軽い綿を運んでた時でさえ、もっと楽しようと考えてしまいました。
これは今の時代の次々と便利になっていく、人の暮らしに通ずるものがある気がします。
というのも、ほとんどの人は便利になっていく技術に怠けて、“自分で考えること”を忘れてしまっているからです。
人はいったん楽を覚えてしまうと、前は普通にやっていた作業もめんどくさいと感じてしまうのです。
最近では、どこでも「効率化」という言葉が叫ばれていますが、
その意味をはき違えているのではないでしょうか。
本来、「効率化」は、別のことに費やす時間を増やすためにあります。
ですが、ほとんどの人は、「効率化」できた時間を使って「怠ける」ことを選択しがちです。
「塩を運ぶロバ」の内容からは、こんな“怠け癖”についての教訓も学ぶことができます。。
「塩を運ぶロバ」は、オーディオブックなどでも無料で聴くことができますので、ぜひ聴いて見てはいかがでしょうか(^^♪