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「ラプンツェル」とは、グリム童話の中の1作品です。
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「ラプンツェル」の内容・あらすじ・要約
ある日のことです。
ある国の王子が、森の中を馬で散歩していた時に、不思議な高い塔を見つけました。
王子は、好奇心で塔の近くまで近寄りました。
すると、何やらかわいらしい女性の歌声が聞こえてきます。
王子は、その声主の顔をどうしても1度見てみたいと思い、塔の入り口を探しますが、どこにも見当たりません。
仕方なく、その日は帰ることにしました。
次の日、またその塔へ訪れてみると、こんな光景を目にしました。
「ラプンツェル!ラプンツェルや!お前の髪の毛を下げておくれ!!」
1人の年老いた魔女が叫びました。
すると、はるか上の窓からスルスルと黄金の美しい色をした髪が下りてきました。
魔女は、それにつかまって塔の中へと入っていったのです。
これを見た王子は、次の日同じように声をかけてみました。
するとなんと、昨日の黄金の髪の毛が下りてきます。
王子はそれにつかまって、塔の中へ住むラプンツェルという女性のもとへ行きました。
ラプンツェルはとても驚きましたが、王子の優しさに惹かれ、次第に好きになっていきました。
そして、この塔から2人で抜け出して一緒に住もうという計画を立てました。
ですが、その計画が魔女にバレてしまい、ラプンツェルは長い美しい黄金の髪をバッサリと切られ、遠い場所へと投げ出されてしまいました。
そうとは知らず、王子はまた、ラプンツェルのもとを訪れます。
…
出てきたのは、あの魔女でした。
そして、事の成り行きをすべて聞きました。
ショックを受けた王子は、塔の上から飛び降りました。
……
幸い、王子の命に別状はありませんでしたが、両目を潰して、目が見えなくなってしまいました。
王子はその状態で、森の中を歩き回り、どこへいくともなくさまよい続けました。
そんな日が続いたある日のことです。
王子は、ふと聞き覚えのある歌声を耳にしました。
その歌声に引かれるようにそちらへと足を進めると…
…
そう、その歌声とはラプンツェルでした。
2人は、奇跡の再会に涙を流しながら抱き合って喜びます。
その時、ラプンツェルが流した涙が王子の目へと入った瞬間、王子の目が前と同じように見えるようになりました。
その後、2人は国へ帰って、長い間幸せに暮らしていったのです。。
そもそも「ラプンツェル」の名前の意味って?
ではここからは、「ラプンツェル」の話やその名前の意味について、もう少し詳しく紹介していきましょう↓↓
「ラプンツェル」の名前の由来って?
「ラプンツェル」というと、ディズニー映画の「塔の上のラプンツェル」が有名ですが、その中の話では、「ラプンツェル」の名前の由来って触れられてませんよね。
そもそも、「ラプンツェルの“名前の由来”って何なのでしょうか?」
…
「ラプンツェル」は、グリム童話の1作品なんですが、実は原作にはっきりと書かれています↓↓
きっかけは、両親が「ラプンツェル」という野菜を盗んだ!?
「ラプンツェル」とは、簡単に言えば、野菜の1つです。
で、名前の由来話はここから↓↓
その昔、ラプンツェルの生み親でもある母が妊娠中に、
魔女の庭にあったラプンツェルがどうしても食べたい!(おいしそうに見えたので)
とダダをこねました。
仕方がないので、夫であるラプンツェルの父親が、魔女の庭からそのラプンツェルを盗んだんです。
…で、それが魔女に見つかったと。
魔女はその時、こんな交換条件を出しました。
「ラプンツェルをいくらでも持ってっていいけど、その代わり生まれてきた子は私に渡しなさい!」
…
動揺していたラプンツェルの父親は、これを承諾してしまいます。
そして、生まれたと同時に魔女が来て、赤ちゃんを持ってったと。
その赤ちゃんが「ラプンツェル」というわけです。。
……
「ラプンツェル」では、魔女はあまり良い存在に描かれてはいませんが、
こういった経緯を見ていくと、ラプンツェルの両親も悪いことをしたので、どっちもどっちかもしれませんね。。
こういった原作話を聞いてから、もう1回見てみるのも面白いかもしれません。
ぜひ、「ラプンツェル」をご覧になってみてください(^^♪