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「トラップ一家物語」は、オーストリア出身のマリア・フォン・トラップさんの「トラップ・ファミリー合唱団物語」という自叙伝がもととなって書かれたお話です。
つまり、脚色を加えられてますが、実話ということですね。
ブロードウェイでも公演されたお話で、アカデミー賞も受賞しています。
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上のリンク先から“トラップ一家物語”の「絵本」を読む場合、
「読み聞かせ 世界名作劇場」というシリーズ本を検索してください。
その中の1作品として入っています。
「トラップ一家物語」あらすじ
ピッ!
父親のトラップ男爵が笛をふくと、子供たちが軍人のように行進してきて、ズラっと整列します。
…
「まるで、軍隊のよう…」
家庭教師としてやってきた修道女マリアは、子供たちの生活をかわいそうに思いました。
マリアは、子供たちには、もっと楽しく笑顔でいてもらえるよう頑張ることにしたのです。
トラップ一家には、男爵と7人の子供がいました。
それぞれ個性がありとても魅力的でした。
長男14歳ルーズベルトは、まじめで賢い性格です。
長女13歳ヘートヴィッヒは、気が強い子、
次男10歳ヴェルナーは、わんぱくでやんちゃ、
次女8歳マリアは、体が弱くあまりベッドを出られません。
三女6歳世ヨハンナは、笑顔がとてもかわいい子、
四女5歳マルティナは、クマのぬいぐるみをいつも持ち歩いています。
そして、末っ子五女アガーテは、まだ3歳です。
修道女マリアは、この7人の子供たちから笑顔を取り戻そうと奮闘するのです。。
「トラップ一家物語」の内容を3つのポイントで要約!
ではここから、「トラップ一家物語」の内容を3つのポイントで要約していきましょう↓↓
マリアの優しさに「母を感じる」7人の子供たち…
“今までで1番楽しかったことは?”
マリアは、この題で子供たちに作文を書かせました。
マリアは子供たちが書いた作文に、胸の中にグッとこみ上げるようなものを感じました。
「いちばん楽しかった思い出は、1番悲しい思い出です。楽しかった時には、いつでもお母さまがそばにいてくれたからです。」
…そう、この子供たちの母はすでに亡くなっているのです。
マリアは、こういった体験から、子供たちにずっと笑顔でいてもらいたいと思うようになり、より一層努力するようになるのです。
そして、その行動は、次第に子供たちの心を掴むようになっていきました。
つまり、子供たちは、マリアに母親になってもらいたいと思うようになるのです。。
【プロポーズ】身分の違いを乗り越えて…
マリアが子供たちのために一生懸命に奮闘する姿は、
子供たちだけでなく、トラップ男爵の心も動かしていきました。
それはやがて、なくてはならないかけがえのない存在へと変わっていくのです。
ある日、子供たちからの強い応援もあり、トラップ男爵は修道女マリアにプロポーズをします。
…
「あの…わたし…えっと…」
マリアはとてもうれしい気持ちでしたが、言葉に詰まります。
このプロポーズは、周囲の大人からは猛反対を受けました。
理由は、身分の違いです。
貴族のトラップ男爵にとっては、もっとふさわしい相手がいるだろうということです。
ですがトラップ男爵は、本当に大事なことは何か?を知っていました。
なので、トラップ男爵の決心は変わることはありませんでした。。
変化するオーストリア情勢…「失いたくない信念や誇り」
トラップ一家が住むオーストリアに、ある大きな出来事が起こります。
それは、ナチス・ドイツ軍、あのヒトラーがオーストリアの地を支配し始めたのです。
たちまち、オーストリアの国旗はおろされ、ドイツの国旗で埋め尽くされました。
トラップ男爵は、オーストリアを愛していたため、これに抵抗し、オーストリアの国旗を掲げ続けます。
ですがこれにより、ドイツ側から嫌がらせ行為を何度も受けることになります。
「家やお金は失ってももう一度取り戻せる、だが、信念や誇りを失ったら取り返しのつかないことになってしまう!」
トラップ男爵は、オーストリアを出る決心を固めたのでした。
はたして、トラップ一家は無事オーストリアを出て、誇りある幸せな家庭を取り戻せるのでしょうか?
ぜひ、実話をもとにした名作「トラップ一家物語」をご覧になってみてください(^^♪